2006年6月5日 南西の風 晴れ 周期の短い「うねり」あり 水温23℃ 下り潮

前日の調査では、ヒラメや真鯛が釣れていたけれど波がやや高いとのこと。ま、大丈夫やろ?と出船する。心強い「甲板員」も居るしね。(゜▽゜*) 

シラハエを回って出ると、うねりがある。波高2メートルぐらいか?平気平気、進路を西に取りズンズン進む.。A級ポイントに着くが、誰も居ない。というか、見渡す限りボートが居ない。魚探に反応が出ているので、アンカーを降ろして釣ることにする。アンカーが決まると、横揺れがひどくなる。横を見ると、すでに甲板員の顔色は青く透き通っている。(゜▽゜*)それでも仕掛けを落とすと、丸々と肥えた「ウルメ」が入れ食い。ポチは干物にするべく、腸とエラを取り除き、塩水に漬ける作業を平行して行う。

だが・・・うつむいて作業していると目まいがしてきた。マズイ・・・船酔いの兆候じゃ。頼りの甲板員はというと、すでにデッキで横になって身動きもしない。まるで市場の鮪(マグロ)みたい・・・などと観察していたポチも船酔い。2時間ほど横になって寝る。船酔いの特効薬は「横になる」ことじゃけど、一度横になるとなかなか立ち直れないのよね。確かに「横に寝る」と気分が良くなるのじゃけれど、「治ったかな〜」と起き上がると、途端に気分が悪くなる。いつまでも、ずっと寝てなくちゃならなくなるのよねぇ。(~_~;)
流石にベテラン船長のポチは2時間もすれば復活??するのやけれど・・・

↓ 「不味そうなマグロ」
ムックリと起き上がったポチは、トローリングをする。走っていると揺れは軽減されるので。すぐに釣れたのは小型のシイラ。甲板員に持たせて記念撮影するも、彼は「いっぱいいっぱい」みたいで・・・↓
ウルメの4匹は干物に、8匹を「メンチカツ」にした。何度作ってもメンチカツは超人気で、すぐに売る切れるのよね。簡単にレシピを書くと・・・ウルメは3枚におろし、胸鰭・背びれの固い骨は切り落とす。玉葱半個・人参半個をみじん切りにし、ラップをしてレンジで3分。ウルメはフードプロセッサーに入れて、卵1個・塩小さじ1・コショウ適量・小麦粉大さじ2杯・しょうが1かけと共にミンチにする。玉葱等と混ぜ合わせ、こねる。適当な大きさに固めて、パン粉を着けて170℃の温度で3分、ひっくり返して180度で3分。からっと揚げる。ソースでもよし、レモン汁でもよし、美味しいメンチカツのできあがり〜〜。

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