2006年10月30日 ほぼ無風 晴れ 下り潮  24.8℃

ポチが海釣りを始めたウン十年前、ルアーといえば「ラパラ」、ラパラと言えば「レッドヘッド」だった。赤と白のコントラストが強烈な印象で、こんな派手なルアーで釣れるのか?って感じ。最近になって始めた「ジギング」で、レッドヘッドに似たジグを探していたが、そんなジグは市販されていなかった。レッドヘッド、絶対釣れるのにな〜。

↓ 最近のラパラのレッドヘッド。
そんな時、「マルモホビー」さんの「キヨジグ」と出会う。なんと好きなデザイン、好きな色で仕上げてくれるんよね。こりゃあレッドヘッド、作るしかないじゃんか。先日、そのレッドヘッドが出来上がった。美しいっす。キラキラ輝いてるっす。使うの、もったいないっす・・・(~_~;) 

そんな最終兵器を手にしたポチ、今日は爆釣の予感がする。海も凪いで鏡の様じゃし、行くで行くで、こじゃんとシャクルで〜〜っ。

水深55メートル、ベイトの反応が良い。べったり映っている。う〜〜ん、こりゃ釣れそうなよ。早速ポチスペシャルを海底へと落とし、シャクルシャクルシャクル・・・フォーリング・・・あれ?止まった、アタリじゃっ!! ぎゅんぎゅん締め込みながらも糸を出す程の引きでは無い、網に入ったのはメジロの78センチ。
引いて楽しいのじゃけれど、お味がイマイチ。リリースしようか? あ、社長(マリーナの)に聞いてみよう。「社長、メジロいる?」 「いる、いる、逃がさんと持って帰ってきい」「あいあい」

ああ。ええな〜。やっぱりレッドヘッド。これに勝てるジグってあるの?これを食わん魚って居るの?
レッドヘッドに酔ったポチは強い、落としたらすぐにアタリ。今度はネイリじゃ。↓
恐い〜こわい〜、レッドヘッドが恐い〜〜、悪魔のジグや〜、呪われちゅうかも知れん〜。

今日の我が家はネイリ1匹で充分、もう食わないでくれ・・・と祈りながらもジグを落とす。すると・・・また食っちゃったよ〜〜、どうなっちゅう。(~_~;) ガクガク首を振りながら上がってきたのはサゴシの84センチ。
ここまでくると恐いっす。ポチの膝、ガクガクしてる。悪魔のジグ、レッドヘッド・・・「使用済みタン○ン」を見間違えた人がいるらしいが、まさに妖ジグと呼んでも良いだろう。一度手にしたら放せない・・・お〜恐。

出会いがあれば別れがあるのも人の世の常。この後落としたジグに強烈なアタリが・・・ぎゅ〜〜っと締め込まれた竿先がフワッと軽くなる。あちゃ〜、先日の根がかりで切れたとき、慌てて「電車結び」で結んだのが災いした。ここで悪魔ジグとの別れとなり・・・泣いた泣いた。マルモホビーさ〜〜ん、今度は切れても戻って来るレッドヘッド作って〜〜。


がっくり肩を落としたポチに「こんにちわわ〜」と声をかける人が・・・ん?誰?今はそっとしておいて・・・あ!!田○君や。レンタルボートの9.9馬力でこんな沖まで・・・根性あるわ。
この直後、彼の「サビキング」に大物がヒット、ポチが写真撮ろうと近付いたらラインブレイク。惜しい〜。餌に丁度の小鯵とチダイが釣れるということ。「こんなんが釣れました〜」と差し出したのは「ヒダリマキ」、あちゃ〜、それ釣ったらいかんで、他の魚釣れんで・・・↓
12時30分、納竿。マリーナに帰ると社長が「腹ワタとエラを除けて」という。なんでもスナック経営の後家さんにあげるのらしい。このスケベ社長め〜〜。(゜▽゜*)  「あんた歌は歌うかね?今度飲みに行く時連れていっちゃおきね。」やと。カラオケ、ちょっとはポチも歌うけど、ポチの歌う歌、社長は知らんろうし、社長の歌はポチ知らんで。

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帰宅途中に見つけたトラック、荷台にポップコーンとカリン糖を満載している。食べ物にしては扱いが雑やし・・・どうするの??↓