第1回 高松ファミリー&クォーターマラソン in 庵治

〜 気楽なレースで惨敗 〜



10月22日(日)庵治町において高松ファミリー&クォーターマラソン in 庵治が開催された。
(石材店)「この大会名は何なの?庵治マラソンじゃないの?」
(幹事長)「庵治町が高松市に合併されたため、妙な事になったみたい」

昨年までは、
9月高松市屋島一周クォーターマラソンが開催され、また11月には庵治町ファミリーマラソン in 庵治が開催されていた。この2つのレースが合体したのが高松ファミリー&クォーターマラソン in 庵治なのだ。
(ピッグ)「市町村が合併したからと言ってレースまで合併する必要はないでしょう?」
(幹事長)「文部科学省の通達により、各市町村とも主催できるマラソン大会は1つと決まっておるのだよ」
(石材店)「ほんまですかっ!?」
(幹事長)「うそ。でも、実態はそうなのだ。僕が愛していた塩江山岳マラソンは塩江町が高松市に吸収されたため廃止になったし」
ただ、屋島一周クォーターマラソンとファミリーマラソン in 庵治の場合は、どちらか一方が廃止になったというより、合体してハイブリッド化したのだ。開催時期も中間の10月になったのだ。
(ピッグ)「どうしてでしょうね?」
(幹事長)「塩江町と高松市の合併は非常にスムースに進んだけど、庵治町との合併は、ちょっともめた経緯があるから、
       庵治町に配慮したんじゃないかなあ」
(石材店)「て言うか、実質的には屋島一周マラソンが無くなって庵治マラソンに吸収されたっていう事でしょう?」
(幹事長)「歴史や参加者の実績を考えると、庵治マラソンの方がメジャーだったわな」
(石材店)「塩江マラソンは、あまりの険しいコースのために参加者が少なかった割には、結構、手間もかかって
       開催が大変だったから、塩江町も、本音は廃止したかったのかもしれないけど、
       庵治町は庵治マラソンを続けたかったんでしょうね」
(ピッグ)「それにしてもファミリー&クォーターって何ですか?」

庵治マラソンは、もともと
ファミリーの部が売り物だった。これは小学生と親が2人1組で一緒に3kmを走るもの。そのほかには普通の5kmレースと10kmレースがあったが、売り物はファミリーの部だ。一方、屋島一周クォーターマラソンは、12kmという中途半端な距離と、なぜかクォーターマラソンという名前が売り物だった。
(支部長)「売り物と言うより、クォーターマラソンってのは意味不明ですよ。ほんとにクォーターマラソンなら10.5kmくらいでしょ」
その通りで、12kmという距離は、単に屋島を一周すると12kmになったというだけのものであり、クォーターでも何でもない。それなのに、庵治マラソンと合体したために、12kmと言う距離とクォーターマラソンという名前が強引に残ってしまったのだ。おかしな話。
(支部長)「10kmにしちゃうと、完全に庵治マラソンに吸収されたってことになるからですね。ちょっとした意地ですかね」
この、ちょっとした意地の2kmが、実はレースに大きな影響を及ぼすとは、この時点では誰も知らなかった。

(石材店)「何にしても、今年が第1回ですから、なんとなく嬉しいですよね」
(幹事長)「いや、油断はできない。たぶん、そのうち、突然、第21回になるぞ」

例えば、丸亀マラソンは、本当は歴史が浅くて、今年でようやく10回目なんだけど、以前に50回開催されていた香川ロードレースの中に20kmレースがあったもんだから、いつの間にかそれを強引に加算して、今年は第60回という事になってるもんな。今日の大会だって、
庵治マラソンとしては去年まで20回も開催されていたから、今回を21回と言ってもおかしくない。
(幹事長)「それだけじゃない。屋島一周クォーターマラソンも10回開催されたから、
       合わせて今回は第31回だと言い張ってもいいかも」
(ピッグ)「それなら、今はなき塩江マラソンの10回も合わせて第41回にしましょうよ」


ま、栄えある第1回ということもあり、また季節も良いし、距離も短いため、今回のレースは参加者が多い。まず、
ピッグ増田選手が我が家まで迎えに来てくれて、そのまま高松駅まで行ってJRで来た石材店を拾って会場へ行く。駐車場に車を停めていると、バイクでやってきた笹谷選手に合い、さらに着替えていると高松支部長も合流する。
(ピッグ)「久しぶりのレースですねえ」
(笹谷)「2月の丸亀マラソン以来ですねえ」
(幹事長)「それは君らだけやっ!しかもピッグに至っては、丸亀だって5kmコースしか走ってないだろっ!」
(支部長)「私は5月の小豆島オリーブマラソンに出ましたからね」
(石材店)「僕も7月の四国カルスト高原マラソンに出ましたよ」
(幹事長)「僕なんて、両方出たぞ」

しかし、それでも3ヶ月ぶりのレースだ。
(支部長)「私なんて5ヶ月ぶりですわ」
(笹谷)「僕は8ヶ月ぶりですねえ」
(ピッグ)「僕は10km以上走るのは1年ぶりですね」

ま、久しぶりとは言え、暑い季節を乗り切り、今日は気持ちよく走れるはずだ。

外でダラダラしていると、83歳の父上と一緒に走る
福家先生にも会う。
(幹事長)「親子でファミリーの部ですか?」
(福家先生)「いくら親子でも、この歳ではファミリーの部には出られんから、5kmコースだよ」

さらに
新城プロにも会う。新城プロは小学生の息子さんと一緒にファミリーの部に出るのだが、さすがにプロだけあって、子供と走る3kmコースだけでは物足りないので、なんと引き続いて12kmの部にも出走するのだ。
(ピッグ)「あり得ませんよねえ」
(幹事長)「新城プロにとっては3kmは軽いウォーミングアップなんだろうなあ。石材店もダブル参加を狙ってるんじゃない?」
(石材店)「上の娘は期待薄だから、下の息子の成長を待ちましょう!」
(幹事長)「ところで新城プロ。僕ら、ほとんど初出場なんですけど、このコースって、厳しいんですか?
       なんとなく印象では、庵治半島の周囲って坂が多いようなイメージなんですけど」
(プロ)「いや、そうでもないですよ。そんなに大きな坂も無いし」

ちょっと一安心。

その後も、S力部の
K野くんにも会うし、G子力部のT田くんにも会うし、ほんと、予想外に沢山の参加者がいました。
(笹谷)「その割にはギャルがいませんねえ」
(幹事長)「ギャルは、ほとんど死語だな」
(笹谷)「それはギャルという言葉が流行遅れという意味ですか?それともペンギンズ内で女子部員が絶滅したって事ですか?」
(幹事長)「両方」
(支部長)「去年も一昨年も新人女子部員が2名ずついましたよねえ」
(幹事長)「1人は高知へ転勤になったし、1人は結婚間近で忙しいみたいだし、1人は組合活動で青春を浪費しているし、
       1人は僕を見るとコソコソ避けてるし」
(ピッグ)「壊滅ですか」
(幹事長)「みなのもの、ペンギンズ結成時の初心に帰ろうぞっ!」
(支部長)「いやいや、ここだけの話だけど、最近、僕の配下に新入社員の女子が配属されてね。
       次回の満濃マラソンには、パワハラを駆使して彼女を強引に出場させようと企んでるからね」
(石材店)「僕も本店の新入女子社員にアタックする予定ですがな」
(幹事長)「やっぱ、右も左も分かってない新入女子社員を騙すのに限るな」

主力メンバーの表情には余裕が漂う


さて庵治町と言えば、知る人ぞ知る映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地だが、我々が昔から抱いているイメージは、石の町だ。町の中心の公園には石の彫刻なんかが置いてある。レースのコースは、町の中心部から海岸線を北に向かって走り、そのまま半島の沿岸に沿って東へ向かい、6km行ったところで折り返してくるというものだ。僕のイメージでは、この海岸線は坂の多い狭い道という微かな記憶が残っている。ただし、それは、いつの事かも分からない昔の話だ。
(幹事長)「未知のコースは、なんだかとっても不安だなあ」
(石材店)「でも、所詮は12kmですから。どんなにきつかったとしても、四国カルスト急坂20kmマラソンに比べたら楽なもんですよ」

そらそうや。たかが12kmだもんな。

(支部長)「いやいや、私にとっては12kmでもきつですよ」
(幹事長)「どして?」
(支部長)「小豆島一周100kmウォークの後遺症です」
(ピッグ)「ぶひーっ!支部長、100kmも歩いたんですかっ?」

支部長が参加した小豆島一周100kmウォークとは、正式名称は
小豆島一周100km24時間連続歩行ホステリング大会というもので、小豆島のユースホステルが主催している怪しいイベントだ。
(ピッグ)「100kmも一日で歩けるんですか?時速5kmとしたら20時間もかかりますよっ?」
(支部長)「一日というより一昼夜だな。土曜日の夜、夕食を取った後、出発し、翌日の夕食までに帰ってくるというスケジュールだな」
(ピッグ)「寝ないんですか?」
(支部長)「脳は寝てたと思う」
(ピッグ)「途中で食事はするんですか?」
(支部長)「とっても質素な食事は、ある」
(ピッグ)「みんな揃って歩くんですか?」
(支部長)「揃ってというか、みんな適当に歩く。前半は、見える範囲に人がいたから初参加の僕でも道に迷うことは無かったけど、
       後半は、前も後ろも人がいなくなって、何度か道に迷いかけたなあ」
(ピッグ)「道は分かりにくいんですか?」
(支部長)「小豆島の、ほんっとに外側を歩くから、車も通れないような道もあったなあ」
(ピッグ)「夜なんて暗いんじゃないですか?」
(支部長)「懐中電灯は必携なんだけど、持っていった懐中電灯がすぐ壊れちゃって、他人の後を離されないように
       ピッタリくっついて歩いたよ。かなり不審がられたけど」
(幹事長)「真夜中に知らない人が後ろにピッタリくっついてきたら、こら気持ち悪いわな。普通なら逮捕される状況だな」
(ピッグ)「最後まで元気に歩けたんですかっ?」
(支部長)「いや。あと3km歩いたら止めよう、とか、次の食事ポイントまで歩いたら止めよう、とか思いながら、
       結局、ズルズルと歩いちゃった」

歩いちゃったって、あなた、聞けば聞くほど
信じられないイベントである。支部長と言えば、マラソン大会では必ず瀕死の状態でゴールし、一体何が嬉しくて走っているのか理解できない人だが、100kmウォークにしたって、一体何が嬉しくて歩くのだろう。
(石材店)「自分の体を痛めつけるのが快感なんですよ」
(幹事長)「なんでユースホステルがそななイベントやってるの?」
(支部長)「歩き終わって精根尽き果てた後は、そのままユースホステルに泊まって爆睡するんですよ」
(幹事長)「最近はユースホステルに泊まる人が少ないから、そこまでして客集めをやるのか」
(ピッグ)「あんまり客が集まりそうにないイベントですねえ。足とか大丈夫ですか?」
(支部長)「歩き終わった時は、足にマメは出来たけど、案外、平気だったのよ。
       でも、日が経つにつれてジワジワとダメージが出てきて、今日は最初から足がだるいなあ」

ふむ。永遠のライバルである支部長だが、今日は勝ったな。

今日のレースのゲストは
福士加代子だ。福士と言えば、今年の丸亀マラソンにも出場し、野口みずきを破り、ハーフマラソンの日本新記録で優勝したのが記憶に新しい。
(幹事長)「あの時は手加減してやったが、今回は私も真剣勝負じゃ」
(支部長)「でも今日は、12kmなんて中途半端な距離だし、坂も多いし、彼女は真剣には走らないんじゃないですか」
(ピッグ)「真剣に走らなくても、私らとはレベルが違いますって」
(石材店)「いや、必死になれば勝てるかも」
(幹事長)「て言うか、なんで、こなな中途半端なレースに来たんやろ」


レースは、まず、親子で走るファミリーマラソン3kmの部だ。それがゴールしてから12kmのスタートとなるので、それまでのんびり見物することに。
(幹事長)「あれ?福士が一緒に走ってるぞ」
なんと
福士加代子がファミリーの部で一緒に走っている
(石材店)「隠し子でも連れてるんですか?」
そんな事はない。ゲストだから子供連れでなくても走れる。それにしても、一体どういうつもりなんだ?
(石材店)「新城プロと同じで、これは12kmレースに備えた軽いウォーミングアップですよ」
ところで、ファミリーの部なんて可愛いネーミングだが、
子供達が結構、早いのだ。早い親子は12分くらいでゴールしている。3kmで12分なら、1km4分だ。
(幹事長)「ありえんっ!小学生の分際で早すぎるぞっ!」
新城プロ親子より早いチームが続出だ。早い子は親を引きずるようにゴールする。ちょっとショックを受けてしまい、のんびりするどころではなかった。

さて、いよいよ12kmレースのスタートだ。天候は朝から晴天で、かなり暑いくらい。でも、個人的には寒いよりは暑い方が好きだ。
(幹事長)「あれ?福士がスタートのピストルを構えてるぞ」
なんと福士加代子は12kmレースには出ないのか?
(幹事長)「自分でピストルを撃ってから走るんやろか」
(石材店)「あり得ませんね」

なんと
福士加代子は単なるゲストだったのか。そんなんでわざわざ来るのかなあ。(この謎は最後に解ける)



邪念を吹き払い、記録を狙う石材店は前方からスタートするが、我々は真ん中どころからスタート。最初は支部長とダラダラ話しながら走る。支部長のスローペースに合わせて、最初はゆっくり走る予定だったのだ。ところが、足がだるいはずの支部長が意外に早く、どちらかと言えば着いていくのが苦しいほど。楽勝と思ったのは甘かったか。
しばらく行って3kmコースの折り返し点を過ぎると最初の坂が現れる。ただ、恐れていたほどの坂でもなく、割にあっさりとピークを越える。支部長に着いていくのが苦しくて、取りあえず、一時、脱落しようかと思ったところへ、
佐伯先輩が後ろから抜いていく。去年の屋島一周クォーターマラソンで久々に復帰した佐伯先輩には、それ以来、小豆島タートルマラソン、丸亀マラソン、小豆島オリーブマラソンと、出るレース出るレースことごとく負け続けている。今回もあっさり抜かれちゃうのだけど、いくらなんでも情けないので、しばらく、おしゃべりしながら着いていく。しかし、さすがに疲れてきて、最終的には脱落する。ただし、ここで多少無理したおかげで、逆に支部長には差を付けてリードしたようだ。

その後、いくつか坂を越えるのだけど、どれも大した坂ではない。
「なんだ、こんなものか、これなら軽い軽い」なんて思っていたら、5km地点辺りから始まった坂はかなり長く、結局、折り返し点まで1kmくらい上り坂が続いた。去年までの10kmレースなら、この坂の手前で折り返しだったから、大きな坂は無かったけど、12kmに延長されたために最後の大きな坂が加わったということだ。
(新城プロ)「これは予想外だったなあ。去年までは大した坂は無かったけど、
       今年は1km延長で追加になった大きな坂が厳しかったなあ」

もちろん、厳しいと言うのは新城プロのレベルを基準にしての話であって、我々とは次元が違い、折り返し点のはるか手前で戻ってくる
新城プロとすれ違う。新城プロに続いてすれ違ったのは、予定通り石材店だ。相変わらず早い。ここまでは想定内。ところが、次に現れたのが原C力部の多Dくんだ。彼は昔、同じ職場だった時に比べ、ちょっと肉が付いたような気がするので、そんなに早くはないだろうと勝手に思っていたのだが、予想に反して、むっちゃくちゃ早い。すごい。すごすぎ。さらに、笹谷選手も早いし、とどめを刺されたのはピッグだ。ピッグと言えば、去年の四国カルストマラソンで圧勝した記憶が鮮明だが、その後も去年の屋島一周マラソンでは支部長にも負けているし、今年の丸亀マラソンでは、なんと5kmコースなんていう軟弱部門に出ているくらいなので、実は、もう敵ではないと思って見下していたのだ。それなのに、ああ、それなのに、もう絶対に挽回できないくらい離されている。そう言えば、ピッグは、四国カルストの時も屋島一周の時も、タイムは悪かったけど妙に余裕をもってゴールしていたなあ。単にマイペースで走っていただけで、その気になれば早く走れる能力は衰えていなかったということか。
唯一の心の支えは、もちろん
支部長だ。支部長は滅多な事では裏切らない。折り返すまで後ろが気になっていたが、折り返してから確認すると、少し差がついている。見た感じでは、まだまだ余力は残っているようだが、逆転される可能性は少ないと見た。

後半は最初の1kmは下り坂の連続だし、前半に比べれば楽な展開だ。同じ12kmでも、去年までの屋島一周マラソンは、坂がほとんど無くて、そういう意味では単調で、終盤は精神的に苦しいだけだったけど、このレースは坂がいくつかあって変化があり、メリハリがある。最後まで結構、楽しめるコースだ。
とは言え、坂がある分だけ、当然、屋島一周に比べてタイムは悪く、1時間を切るのは不可能な状況になり、タイム的には何の目標も無くなり、精神的な頑張りがきかなくなってしまった。最後の方では多少スパートしたけど、だからと言って何の突っ張りにもならないスパートである。ゴールしても余力が残っており、かなり不完全燃焼だ。もっとペースを上げれば良かったなあ。せめてピッグに着いて行けば良かった。


支部長は、と言えば、彼も多少は遅れたが、予想外に元気に帰ってきた。最近の支部長は、僕とは勝ったり負けたりだけど、常にゴール時には全力を使い果たして瀕死状態だ。足はもつれ、意識は朦朧としている。一体何が嬉しくて走っているのか、理解できない支部長なんだけど、今日に限っては、余裕が残っている。やはり坂があるため、かなりペースをセーブしてしまったのか。

それにしても、
惨敗だ。100kmウォークの後遺症が残る支部長には勝ったとは言え、ピッグには逆転不可能な差を付けられたし、それ以外のメンバーには、さらに大きな差を付けられた。あまりにも情けない結果だ。もっと積極的に飛ばせば良かったなあ。

なーんて反省してたら、石材店が
福士加代子を発見する。
(石材店)「サインをもらいましょう!」
群がる人々はTシャツなんかにサインしてもらっているが、僕らは記録証にサインしてもらう。
(幹事長)「うふうふ。なんだか嬉しいな」

レースが終わった後は、反省会と称して山田屋へうどんを食べに行く。支部長と笹谷選手は2人で5人分のたらいうどんを一気に食べ終わる。そうこうしていると、なんと福士加代子一味がなだれ込んできた。
(幹事長)「うわ、なにごと?」
(石材店)「あれ?うちの陸上部の関係者が一緒ですよ」

なんと、当社陸上部関係者や福士の監督や、その家族やらの集団でした。企業の陸上部同士の交流って、結構、盛んなので、みんな親しいのだ。
(幹事長)「ファミリーマラソンの部だけにわざわざ来るはずはないと思っていたら、案の定、本当の目的はうどんだったか」
(石材店)「監督に至っては、レース会場にもいなかったから、うどんだけが目的ですぜ」

身内でうどんを食べている福士加代子は、いつもの豪快なイメージじゃなく、ごく普通の可愛い女の子って感じでした。ふむ。


〜おしまい〜




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