第18回 加古川マラソン大会
2006年12月23日、兵庫県の加古川市で加古川マラソンが開催された。加古川マラソンと言えば、2年前に、参加予定だった福知山マラソンが台風の被害で中止になったため、急遽、石材店と二人で参加したレースだ。
このコースは日本でも、というか、世界でも聞いたことがない常設のフルマラソンコースとして、加古川の河川敷に設置されている。河川敷のため超フラットで、好記録が期待できるレースだ。
(幹事長)「なーんて甘い考えで出場したら2年前に惨敗しちゃった僕だけど」
(石材店)「調子に乗って前半とばすからですよ」
もちろん、石材店は初フルマラソンだったのに、予定通り驚異的な好記録を達成した。そのため石材店は、再度出場して自己記録更新を考えているようだが、河川敷の超つまんないコースのため、いまいち気が乗らない僕であった。
その加古川マラソンに、今年は竹葉選手が出たと言うのだ。
(石材店)「竹葉さんから報告記が来てますねえ」
(幹事長)「来てますねえ」
(石材店)「欠場率が異常に高い竹葉さんとしては、珍しいですねえ」
(幹事長)「実に珍しいですねえ」
て事で、短い記事ですが、極めて珍しい竹葉選手の記事なので、ここに掲載しましょう。
(竹葉)「極めて珍しい、というのは、僕が記事を書くのは珍しいってこと?」
(幹事長)「いえいえ、あなたがレースに出場するのが珍しいってこと!」
みなさん走ってますか。
今秋の登録したマラソン「高松ファミリー&クォーターマラソン in 庵治」、「さめうらの郷湖畔マラソン」、「瀬戸内海タートルマラソン大会」と3戦連続で敵前逃亡したので、最後の加古川フルだけは出走しようと、練習もしないまま23日加古川に行って来ました。
目標は、脂肪を燃やし、来るべき丸亀マラソンに備えること。
従って、タイムは気にせず、心拍数管理。
心拍数を徐々に上げ、130〜135拍/分をキープ。
笑顔でゴールし、結果として、当然4時間は切る。
あくまで、4時間は結果。
のつもりでした。
河川敷のフラットコース。
風もなく、ちょっと寒かったけど、晴天でグッドコンディション。
体調は、少し睡眠不足なるも、前日の酒を、日本酒から、赤ワイン1本に押さえたし、「3時間30でもいけるかな」などと甘い夢を見ておりました。
出走後、15分くらいかけて心拍数を上げるつもりが、5分で目標心拍数到達。
ちょっと心拍があがるのが早すぎるとは思ったものの、キロ6分ペースで余裕を持って、走行。
後半ちょっとペースをあげれば、心拍数管理しながら、結果として4時間も切れるなと考えながら走っていましたが、出走前から少しだけ違和感のあった膝にトラブル発生。
27〜28km付近で膝の痛みから走れなくなり、地獄を見てしまいました。
これまで、最初からレースを棄権したことはあるけど、出走したレースは、歩いたことも、途中棄権したこともなかったのですが。
立ち止まってストレッチをして走ることを繰り返しました。
苦しかった。
しかし、30km付近からとうとう走れなくなり、歩きを入れてしまいました。
100m走っては歩き、50m走っては歩きの繰り返しです。
ここまできたら完走じゃあ、との一念で、歩き通しました。
コギャル、おばちゃん、おじいちゃん、デブ、ブタ、カバに気持ちよさそうに抜かれまくり、4時間50分で完走、完歩しました。
終了後は、中国電力、関西電力の陸上部?とデータ改ざん問題をテーマに?駅前で祝杯を挙げましたが、これを目標に完走したようなものでした。
完走はうれしかったけど、ダメージがかなりひどく、昨日は、歩けませんでした。
年齢を考えると、潔くバスに乗るべきだったかなあ・・・
来年は、打倒加古川じゃあ。
(石材店)「竹葉選手が4時間50分だなんて、あり得ませんよねえ」
(幹事長)「3時間30分台の記録を持つ男とは思えんなあ。やっぱり歳かなあ」
(石材店)「やっぱ歳でしょう。あるいは酒の飲み過ぎかも」
(幹事長)「タイムから逆算すると、最後の10kmは歩きを入れながら走った、というより、ほとんど歩いていたみたいだなあ」
(石材店)「やはり幹事長よりは根性ありますね」
〜おしまい〜
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