四国ペンギンズ
四電ペンギンズ
名古屋ウィメンズマラソン2026


第15回 名古屋ウィメンズマラソン

〜 今年も女子部員が底力を発揮 〜



2026年3月8日(日)第15回名古屋ウィメンズマラソンが開催された。

この大会は参加者が女性限定の珍しい大会で、しかも2万人ものランナーが参加する世界的に見ても珍しい大規模女性マラソン大会だ。
一昨年までは、フィニッシュ地点でタキシード姿のイケメン男子ティファニーのペンダントを完走賞として手渡してくれるという嬉しいオマケがついていることも有名だった。

我がペンギンズの女子部員としては、2020年の第9回大会に厳しい競争を突破してゾウさんがみごと当選し、晴れて出場する事が決まっていた。
ところが、その年は新型コロナウイルスのバカ騒ぎのせいで一般ランナーの部が中止になってしまい、残念ながら参加する事ができなかった。
このようなマラソン大会中止騒ぎってのは、どう考えても、あまりにも非科学的で情緒的でヒステリックな対応だったが、その悔しさを胸に、ゾウさん2022年の第11回大会に初参加して、完走を果たした。

続く
2023年の第12回大会にはのらちゃんゾウさんに誘われて一緒に参加した。
この時、のらちゃんはフルマラソン2戦目という超初心者だったにもかかわらず、幹事長が設定したペースを終盤まで維持し、さらに35km地点からは余力が残っていたのでペースアップするという理想的なペース配分で素晴らしい自己ベストタイムを叩き出した。
絶対にレース序盤でむやみに飛ばしたりしないで、設定したペースを守って走り、もし終盤に余力が残っていたらペースアップする」という幹事長のアドバイスを忠実に守った結果の、まさに会心のレース展開だった。

一方、ゾウさんは股関節に故障を抱え、まともに走れない状態が続いていた。そのため痛み止めを飲みながらの出走となったが、それでも最後は驚異的な頑張りでペースアップしてゴールに駆け込んだ。
二人とも、我々
男子部員には真似のできない凄い根性を見せたのだ。

続く2024年の第13回大会ゾウさんのらちゃん一緒に参加した。
この時、
のらちゃんは間違って2時間20分なんていうトンでもない目標タイムを自己申告したため、招待選手のすぐ後ろの、一般ランナーの最前列からスタートする事になった

(幹事長)「2時間20分だなんて、日本記録レベルやんか!」
(のら)「おっかしいなあ」


そもそも事務局は、日本記録レベルのタイムで自己申告された目標タイムを真に受けてるんか?おかしいと思わないんか?面倒なので機械的にそのまま受け付けたんだろうけど。
一般ランナーの最前列に並んだ
のらちゃんのすぐ前には
安藤友香らオリンピックを目指すエリートランナー達が並んでいた
そして、周りにいた選手はアホみたいに速いトップランナーばかりなので、スタートの合図が鳴ると一斉にロケットのように飛び出していった。
周りのランナーだけでなく、後ろにいたランナー達にもどんどん追い抜かれていった。そりゃそうだ。最前列に並んでたんだから、かなり後ろの方まで高速ランナーのはずだ。
そのため、周囲のトンでもなく速いランナー達につられてしまい、
幹事長が設定したペースより1km平均30秒くらい速いペースで走り出した
そして、その後はどんどんペースダウンしてしまいレース展開としては褒められたものではなかった
ところーが!それにもかかわらず、ゴールのタイムは2023年より10分も速く、フルマラソン自己ベストを10分も更新する素晴らしい結果を残した。
私なら前半で無理して飛ばしたら、終盤はアホみたいにペースダウンして、最後は歩くようなスピードにまで落ちぶれるが、彼女は終盤でもそこまで遅くはならなかった。素晴らしい持久力と言うか粘りだ。

一方、ゾウさんは、最初からかなり抑えめのペースで走り、終盤までそれをキープした。
その結果、2023年より20分以上速い大会自己ベストでゴールした

続く2025年の第14回大会ゾウさんのらちゃん一緒に参加した。
のらちゃんは前年は勘違いからアホみたいな最前列からのスタートとなったが、この年は前年の
実績タイムで自己申告したため、適正な位置からのスタートとなった。
それにもかかわらず、前年と同じようなハイペースで飛び出したため、無理がたたり、途中から一気に激しくペースダウンしてしまった。後半になって、両足の全ての筋肉が攣り始め、まともに走れなくなったんだそうだ。
その結果、ゴールタイムは前年より10分ちょっと遅かった。とは言え、それでも私のフルマラソン自己ベストよりは速かった。

一方、ゾウさんは最初から少し抑えたペースで走り始め、なんと、そのまま最後までほとんどペースが変わらずにゴールした。驚異的な安定ぶりだ。
ゴールタイムは前年より少しだけ遅かったが、素晴らしいレース展開だった。

ところで、ゴール後は、一昨年まではタキシード姿のイケメン男子ティファニーのペンダントを完走賞として手渡してくれるという嬉しいオマケがついていた。
オマケと言うより、むしろそちらがメインだった。これが名古屋ウィメンズの売り物であり、これが目当てで参加するランナーも多かった。
ところが、去年からティファニーが撤退し、バカラのタンブラーがオマケになった。タキシード姿のイケメン男子が手渡してくれるってのは同じだが、ティファニーのペンダントがバカラのタンブラーになったら、だいぶ魅力が落ちる



去年から、参加賞がティファニーのペンダントからバカラのタンブラーになってしまったため、みんな参加を迷っていたが、結局、今年もゾウさんのらちゃん名古屋ウィメンズマラソン一緒に参加する事となった。
ティファニーのペンダントは貰えなくなったが、名古屋ウィメンズマラソンには、なんとなく華やかな雰囲気があるのは確かだ。


ただ、のらちゃんには大問題が発生した。1ヵ月前の丸亀マラソンの直前に肉離れをおこしたのだ。
そのせいで丸亀マラソンを欠場したし、翌週の坂出天狗マラソンも欠場したし、つい1週間前の善通寺五岳山空海トレイルも欠場した。どれもせっかくエントリーしていたのに、泣く泣くの欠場だった。
て事で、この1ヵ月間はおとなしく静養していた。

1ヵ月間、まるまる静養したおかげで、直前に整形外科に行って診察してもらったら、肉離れはすっかり良くなっており、名古屋ウィメンズマラソンへの出場はお許しが出た
出られるのは良かったんだけど、1ヵ月間もロクに走ってないから、フルマラソンを完走できるものかどうか不安爆発だ。
数日前に少し走ってみたら、肉離れした部位は特に問題は無いようだったけど、ひどく足が疲れたようだ。1ヵ月間もロクに走ってなかったんだから、そりゃそうだわな。

ただ、名古屋ウィメンズマラソンは制限時間が7時間もある。普通のマラソン大会は制限時間が6時間の場合が多いが、7時間もあると随分楽になる。
なので、今回は完走だけを目標に、最初からスローペースで走る事にした。

(幹事長)「今回は自己ベストは無理なんだから、完走だけを目指して最初からスローペースで走ること」
(のら)「分かりました、隊長」
(幹事長)「自然体で走ると、気持が高ぶってついついオーバーペースになるから、努めて抑えて走ること」
(のら)「分かりました、船長」
(幹事長)「もし終盤になっても余力が残っていたら、その時は思いっきり走ってもよろしい」
(のら)「分かりました、酋長」


一方、ゾウさんも万全ではない。足腰が故障気味だ。

(幹事長)「ゾウさんも近年、万全だった事が無いなあ」
(ゾウ)「ずっと足や股関節に痛みがあって」
(幹事長)「テニスばかりやってるからだよ」
(ゾウ)「テニスが本職ですから」


でも、不安を抱えながら走った丸亀マラソンでは痛みが出ず、快調にゴールした。
その翌週の坂出天狗マラソンでも全力で走り切れた。
なので、今回も不安はあるものの全力で走るつもりだ。

都市型大規模マラソンの例に漏れず受付は前日なので、ゾウさんのらちゃんの二人も、はるばる名古屋まで前日に移動した。ゾウさんは例によってジュニアも同伴だ。

当日は、朝早くからバンテリンドームに集合し、力強く健闘を誓った。

やる気みなぎる女子部員


20000人もの選手が参加する大規模マラソンなので、スタートブロックAブロックからNブロックまで14ものブロックに分かれている。ブロック分けは自己申告した目標タイムの順だ。
今年はのらちゃんも間違えずに去年の実績タイムで自己申告したので、本来なら適正な位置からのスタートとなったはずだ。
ただ、今年はスローペースで走る事になったので、それに比べたら随分前の方からのスタートとなった。
そのため、またまた周囲のランナーにつられてしまい、私が想定していたペースより速めのペースでレースに入った

スポロク(応援ナビみたいなもの)で見ていると、最初の5kmはだいぶ速いペースだった。大丈夫かなあって思ってたけど、次の5kmも同じ様なペースだった。
もしかして、そのまま行けるのかも、なんて思ったが、その後はどんどんペースが落ちていき、30km当りではだいぶ遅くなった。
ただ、制限時間が7時間もあるので、そこまで行けば残りは歩いても大丈夫なので安心して見ていたら、35km地点を過ぎてからは突然アホみたいにスピードを上げてゴールした。

(幹事長)「余力が残ってたの?」
(のら)「なんだか急に足が勝手にどんどん動くようになったのよね」


さすがは底力がある。
タイムは去年までよりは大幅に遅くなったが、今年はタイムより完走できるかどうかが不安だったくらいだから、素晴らしい体力だ。

一方、ゾウさんは最初からかなり良いペースで走り始めた。そのまま少しずつはペースダウンしながらも、それほど大きく落とす事なく30km辺りまで走った
さすがにその後はだいぶペースダウンしたけど、それでもそれほど大きく崩れる事なく快調にゴールした。

(幹事長)「終盤になるとアホみたいに遅くなる我々とは違うなあ」
(支部長)「私らはすぐ歩くからな」
(幹事長)「私らとは体力が違うなあ」
(支部長)「私らとは根性が違うんよ」


ゴールタイムは去年より少しだけ遅かったが、素晴らしく安定した走りだった。大したものだ。
やはり女子部員は凄い。


〜おしまい〜




戦績のメニューへ