CPIC12F683を使ったアナログ→PWM変換
(入力アナログ1チャンネル,出力アナログ(PWM)1チャンネル)
●概要
入力は0-Vdd(5Vを想定)のアナログ,A/Dした後,PWMに変換し出力するものです。
8ピンのPIC(ワンチップマイコン)を用いているので非常にコンパクトです。
別に作成した「BPIC12F683を使ったアナログデータの赤外線通信(入力アナログ3チャンネル,出力アナログ(PWM)1チャンネルを選択)」において、出力が通信ごとに段階的に変化するのを防ぐために作ったものです。いったんCRでフィルタを構成し、この回路を通すことによってなだらかな変化のPWM出力が得られます。
ボリューム等を使って(電圧制御)、電球やモーターなどの出力調整を行うための汎用的なPWM発生装置としても応用可能だと思われます。
●お送りする部品リスト
●仕様
・PICへの電源をA/Dコンバータのレファレンスとして使っておりますので,電源の安定化は必須です。
・A/D変換は10ビット,PWMも10ビットです。最良の条件でも10ビットの分解能しか有りません。
・リニアリティについての詳細は調べておりません。テスタで何点か確認した程度です。
・出力は約8KHzのPWM(デューティー比が変化します)です。PWMとしてではなくアナログ出力として利用するためにはCR等を利用したフィルタを構成して下さい。
※PICのA/D変換の特性(?)で、入力値として0V(または5V)としても、A/D変換後の数値が0(または0x3FFh)にならない場合が多々ありました。PICに出来るだけ近い電源部に比較的大きなコンデンサを付けることによってほぼ安定しますが、絶対では無いです。10ビット値(0〜1023)に対して1〜2程度は振れることがあります。ソフト的に零点補正・ローカットは行いません。この点ご注意願います。
●応用例
・「BPIC12F683を使ったアナログデータの赤外線通信(入力アナログ3チャンネル,出力アナログ(PWM)1チャンネルを選択)」の出力の平滑化
・電圧によるモータ、照明の出力調整。
リモコンによってPWM調光を行うには、下記のセットが応用可能であると思います(直流負荷限定)。
BPIC12F683を使ったアナログデータの赤外線通信
★仕様変更対応の範囲
・ありません
★関連部品の追加お取り引き
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