認知症について
認知症を早期発見するコツ(以下は河野和彦氏のブログより)
- 【同居者がいる場合】
- 家族が気づく場合
- 今までできていたことができない
- 怒りっぽい、ペットを叩く
- 無気力(入浴しない、新聞を読まないなど)
- 同じものを買ってくる
- 薬が余ってきた
- 道に迷った、出不精になる
- 嫁が財布を隠したと言い張る
- 料理の味付けがおかしい
- 食べ過ぎる
- 本人の自覚※患者の一部はある
- 忘れっぽくなった
- 死んだ人が玄関にいる
- 【独居の場合】
- 町中で気づく
- いつも1万円札で払う
- 約束をすっぽかす
- 盗む(ピック病)
- 高価なものを買いすぎる(ピック病)
- 甘いものが異常に好き(ピック病)
- 訪問者が気づく
- 掃除をしなくなっている
- 冷蔵庫に同じものが入っている
- 消費期限が切れている
- 詐欺にかかっている(開封されていない段ボールなど)
- 1.レビー小体型認知症を疑う症状
- 市販の風邪薬などが効き過ぎた(抗生剤薬を除く)
- 幻覚が過去に一度でもある、妄想が続いている
- 意識を失ったことがある(てんかんを除く)
- 夜中に寝言がある(ぼそぼそ、叫ぶなど)
- 食事中にむせる(ときどきむせるなど)
- 趣味もないほどすごく真面目
- 昼間にかなりうとうとする、寝てばかりいる
- 安静時に手が震える
- 体が傾く(かなり、けっこう)
- 2.前頭側頭型認知症(ピック病)を疑う症状
- 意味もなく不機嫌になることが多い
- 最近子供っぽくなっている(椅子を回す、指をなめるなど)
- 家でウロウロする(落ち着かない様子で)
- 家族の言葉に対して「それはどういう意味?」と聞く
- 鼻歌や口笛をふくようになった
- 人が多く集まるところへ連れていくと興奮する
- 家族のおかずを間違って食べる
- 商店で支払わずに盗む
- 甘いものばかり食べる
- スイッチが入ったように急に怒る
- 家族の後ろを影のようについてくる
- 3.アルツハイマー型認知症を疑う症状
- 慣れた道での迷子、運転ミスをする
- 着衣先行(パンツをかぶるなど)
- 病識欠如
- 4.脳血管障害性認知症を疑う症状
- 以前に高血圧、脳卒中になったことがある
- 物覚えが悪い、物忘れがひどい、計算ができないが、仕事の話はしっかりしている、他人との応対には問題がない
- 物覚えが悪くなった、物忘れがひどくなったということを自覚している
- 過敏、過剰に泣いたり笑ったりする
- 言語障害や運動麻痺などの症状がある
- 症状は日によって差が激しい