木質ペレット

西予市木質ペレット製造施設について紹介します。

  • 経過

    • 間伐で発生した林地残材を有効利用

      西予市の森林面積は約38,500haで総面積の75%を占め、その内人工林率は65%を占めており、豊富な木材資源に恵まれた環境です。
      しかし、近年木材価格の長期低迷・後継者不足等で森林を支える林業・山村の元気がなくなり、間伐等の手入れが不足する森林が増えるなど、森林の機能の低下が危ぶまれています。将来の森林づくり、地球温暖化の防止に向け、地域にとってかけがえのない森林を健全に育てる事が必要です。
      このため、西予市では、平成22年3月に公表した西予市バイオマスタウン構想に基づき、間伐に伴い発生する林地残材や製材端材等を有効利用して木質ペレットを製造することによって、林業の活性化や雇用促進、二酸化炭素削減に貢献することを目的とします。

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  • 施設運営・管理

    • 施設の運営・管理は、西予市の指定管理者である株式会社エフシーが行い、材料となる原木を購入し、木質ペレットや畜産業者への敷き料藁用のオガ粉に加工し販売します。
      木質ペレットは、市内温浴施設などの公共施設や農業用ハウスのボイラー、一般家庭用ペレットストーブに地産地消のエネルギーとして利用していきます。
      また、今後、市外にも販路を開拓していくうえで、西予市の特産品として情報発信を行っていきます。


              

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  • 原材料供給体制

    • 個人または林業事業体等から切り捨て間伐材等を購入します。条件を満たすものは、愛媛県木質バイオマス利用促進事業等を活用して、購入代金へ補助金を上乗せることとしております。
      更に森林整備を目的とした地域通貨券1,000円/㌧(1,000円未満切り捨て)を発行し、原木の供給体制の強化と林家への還元に努めます。

    • 西予市における木質ペレット生産に向けた原材料供給体制のイメージ

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  • 販売先

    • 現在は主に西予市新庁舎や温泉施設、学校等教育施設、福祉施設、農業用ハウスのボイラーや空調設備等の熱源に使用されています。

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  • 施設概要

    • (1)施設整備 西 予 市

      (2)施設場所 愛媛県西予市城川町下相1567番地1

      (3)施設規模 鉄骨平屋建て 延床面積562.50㎡
        (オガ粉置き場、丸太置き場、ペレット機械スペース、事務室 等)

      (4)施設備品 木質ペレット製造機械一式、トラックスケール、フォークリフト、製品運搬用トラック 等

      (5)製造能力  ペレット:1t/時間 1,500t/年
                オ ガ 粉:8~12㎡/時間

      (6)管理運営  株式会社エフシー
       ・定 休 日 毎週土曜日・日曜日、祝日、8/14・15、年末年始(12/29~1/3)
       ・営業時間 午前8時00分~午後5時15分
       ・電話番号 0894-82-0069 (FAX兼用)

      (7)施設稼働  平成23年4月1日

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