森の担い手育成

林業の学習機会の場を積極的に提供しています。

  • 担い手の確保と育成に尽力

    • 林業の現場は「キツイ、キケン、キタナイ」といわれる3Kの代表格。
      会社設立当初は若者の離職が相次ぎ、新たな担い手の定着が大きな課題でした。 そこで、当社では新規就業者の定着を図るため地元の若者を中心とした採用、「安心・安全・楽しい」職場環境づくりに力をいれることで定着率の向上を図っています。
      また地元の若者を対象にインターンシップ(就業体験)を行うなど林業の学習機会の場を積極的に提供しています。

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  • 緑の雇用担い手育成

    • 『緑の雇用事業』を積極的に活用

      当社でも、全国規模の「緑の雇用」事業を活用して森林整備の担い手の確保と育成に努めています。

    • チームワークを重視した班編成

      現在、新たな担い手の所属する素材生産や育林施業の森林整備部門は2班体制で業務を実施しており、毎年4月に班編成を変更しています。離職する主な原因に、年齢差や経験の違いに起因する仕事への自信喪失や孤独感が挙げられたため、これに配慮したものです。
      まず採用直後は新規就業者中心の班を編成。専属の指導者のもとで基礎的な技術の習得のほか、昔から受け継がれてきた技術の伝承や現場作業における心得など、時間をかけて林業という仕事の大切さ・山の楽しさを伝えていきます。そして1年ほど経験を積んだ後、年齢や経験の似たメンバーの班に編入することで若者の孤立することがないよう配慮しています。
      林業の現場作業においてはチームワークがとても大切であるため、若者中心の班であっても息の合ったメンバーでの作業は、早さ、質ともに十分なものです。

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  • 高校生の就業体験

    • 若者に対する林業のイメージアップを図る

      当社は、林研グループと協力して、愛媛県下の林業科関係をもつ高校で毎年インターンシップ(就業体験)に講師を派遣しています。
      これは林業後継者育成・確保支援事業の一環で、林業の学習機会の場を積極的に提供することで、若者に対する林業のイメージアップや就業の動機付けが目的です。

    • インターンシップの内容

      1.林業作業の基礎


      チェンソーの取り扱いと安全な伐木造材作業

      2.間伐理論


      標準地調査、樹冠投影図作成、選木方法

      3.高性能林業機械操作


      1.先行伐採(エフシー社員が実施)
      2.スイングヤーダによる搬出
      3.プロセッサ玉切り、枝払い
      4.フォワーダ積み込み、運搬


                   

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  • 森林・林業教室

    • 子供たちに森林・林業をもっと身近に

      当社は、森林の果たす役割や林業の必要性を子供たちにも理解してもらうため、地元の小・中学校で森林・林業教室への協力を行っています。
      自然体験や野外活動を通じて、子どもたちが森林の大切さを知り、森林・林業をもっと身近に感じてもらいたいと思っています。






                       

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