第25回 汗見川清流マラソン大会
2012年7月29日(日)高知県本山町で第25回汗見川清流マラソン大会が開催された。
(石材店)「おや?久しぶりに参加したんですか?」
(幹事長)「参加したかったんだけどなあ・・・」
以前、参加してたのは、もともと、この時期はマラソン大会が少ないためだった。5月末の小豆島オリーブマラソンの後、秋までレースが無いのだ。9月に屋島一周マラソンがあった頃は、ほんの少しはマシだったけど、屋島一周マラソンが廃止になった今、7月にレースに出ないと、10月の庵治マラソンまで5ヶ月もサボってしまう事になる。レースが多い時期になると同じ日に複数のレースがあったりするのに、無い時期は全然レースが無い。もっと分散してくれたらいいようなものだけど、どこの市町村も年に1回のレースだから、やっぱり時候の良い時に開催したいんだろうなあ。参加者も多くなるし記録も良くなるし。もちろん、レースが無くても地道にトレーニングできる真面目な人ならいいんだけど、レースが無いと、どうしてもサボってしまう心の弱い人間なので、暑いのは承知で、7月にレースを1つ入れたいわけだ。
で、7年前と6年前は連続して四国カルストマラソンに出場したんだけど、かつての地獄レース塩江山岳マラソンに匹敵するものすごい急な坂が延々と続くという異常に厳しい20kmコースのうえ、天気が良いと日射しが強烈で、地獄のような暑さになる。空気も薄いし。曇っていると素晴らしく涼しくなるんだけど、高原なので、曇りってのは、すなわち雲の中に入るわけで、そうなると周辺が見えなくなるので、実は、あんまり楽しくない。なので、景色を楽しめる晴天になると、発狂するくらい暑くなるのだ。
てなことで、5年前は距離の短い汗見川マラソンに変えたのだ。しかし、これも暑かった。この世のものとは思えないようなあり得ない暑さだった。たまたまレース当日は、汗見川マラソンが開催された高知県本山町が全国で一番暑かったのだ。なんで、そのような気象現象が起こりうるのか理解に苦しむが、高原だからと言って涼しさを期待してはいけない事だけは分かった。しかし、距離も考慮すれば四国カルストマラソンの方が総合的には厳しいので、4年前も汗見川マラソンに出た。
その翌年からは青森に転勤になったんだけど、青森はマラソンが盛んなうえ、11月〜4月は雪のためマラソン大会は無く、夏場がマラソンシーズンなのだ。そのため5月のオリーブマラソンの後も秋まで各種レースが続いた。
しかし今年は高松に戻ってきたため、再び夏場にレースが少ない状態となった。しかも今年は5月のオリーブマラソンを所用で欠場したため、4月の徳島マラソン以降、10月まで半年もレースが無い状態となるのだ。そのため、炎天下の厳しいレースになるのは分かっているが、汗見川マラソンに出たかったのだ。
(石材店)「でも出なかったんですか?」
(幹事長)「なんと定員オーバーで出られなかったんよ」
もちろん、申し込もうとしたのが遅かったのは間違いない。でも、定員オーバーだなんて、かつての汗見川マラソンを知っている者なら、信じられない現象だ。4、5年前に僕等が出た10kmコースは300人くらいしか参加してなかった。むしろ人が集まらなくて、大会が消滅しないか心配していたくらいだ。大会として超マイナーなのは、場所が四国の山の中で超不便なうえ、いくら高原と言っても夏場はやはりクソ暑いし、コースが川沿いに延々と10kっも上るだけの厳しいコースだからだ。それなのに最近はハーフマラソンの部も出来たうえに、定員オーバーだなんて、マラソンブームもバブル現象になってきたなあ。
(石材店)「定員って何人ですか?」
(幹事長)「たしか1000人くらいだった」
1000人だなんて、少なすぎるような気もするが、あの狭い山道のコースを考えると、1000人くらいが限界かもしれない。それにしても汗見川マラソンが定員オーバーになるなんて、世も末か。いつか手痛いしっぺ返しが来そうだなあ。
て事で、仕方なく四国カルストマラソンの方を選択しようかと思ったら、なんとこちらは去年から龍馬脱藩マラソン大会って名前を変え開催日が10月に変更されていたのだ。その他には、いくら必死で探しても、結局、秋まで近場でレースは無かった。
なので、結局、10月まで出るレースが無く、5月以降、かなりトレーニングをサボりまくっている。
(石材店)「で、誰が出たんですか?」
(幹事長)「お利口さんの城武くんと矢野選手が出た」
さすがに、この二人はマラソンに取り組む姿勢が僕等とは次元が異なる。偉い!
で、結果は城武選手がハーフマラソンで堂々の2位(636人中)、矢野選手が10kmの部で20位(194人中)という見事な成績だった。
城武選手は、普通ならどんなレースに出ても優勝していたんだけど、実は最近、足を捻挫して練習もほとんど出来ない状態だった。その状態で2位ってのは驚異的な結果だ。やはり元々持っている力がずば抜けているから、少々故障で練習できなくても圧倒的な強さがあるんだろうなあ。
(幹事長)「で、最近できたハーフマラソンのコースって、どんなん?」
(城武)「10kmのコースを折り返して帰ってくるんですよ」
10kmのコースは早明浦ダムの近くから汗見川の堤防を延々と10km上っていくんだけど、ハーフマラソンは再び帰ってくるらしい。10kmの部はゴールした後、川に飛び込んで体を冷やし、タダでくれる美味しいトマトを頬張っていたけど、ハーフマラソンも同様にゴールの後は近くの川に飛び込みトマトを食べたらしい。
(幹事長)「後半は延々と下りになるから、結構、楽なんか?」
(城武)「アホみたいに暑いから、それなりに厳しいですよ」
でも10kmは距離としては短いから、ハーフマラソンが魅力的だなあ。来年はちゃんと早めに申し込もう!
結局、次のレースは今のところ10月末の庵治マラソンだ。まだ3ヵ月もある。自分に対して厳しくないと、ついついたるんでしまうなあ。
(石材店)「11月の大阪や神戸は駄目だったんですよね」
(幹事長)「予想通り抽選に落ちたから、同日に開催される瀬戸内海タートルマラソンに出るよ」
(石材店)「結局、例年と同じですね」
(幹事長)「でも、なんとなく悔しいから、久しぶりにフルマラソンの部に出るぞ」
〜おしまい〜
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