GUITAR>ギター改造・調整

 ギターを長年使っていると、あちこちいじりたくなるものです。
FENDERやGIBSONならとてもじゃないが、改造なんてと思うが、ちょっと古くなった安いギターなら、、、。
 その昔、GRECOのレスポールモデルのサンバースト塗装をはがして虎目にクリアラッカーを吹きつけたのが改造のはじまり。

テレキャスター軽量化計画

TEL1.jpg

 テレキャスターは重い。
フェルナンデスのテレキャスタータイプを若いころに買った。(当時、国産ではフェルナンデスしかなかった。 FENDER JAPANができるなんて夢にも思わなかったころの出来事。)  こいつが重い。若いころはなんとかストラップでぶら下げても体力が持った。しかし歳とともに肩にくいこむ、つらい。 ネックの細さが気に入っているんだけど、、、。 で、思い切って軽量化に挑戦!!
 まずは重量測定。 弦をはずして、ピックガードをはずして、ピックアップもはずして、、。 なんと 4.5kg もあるではないか!!


TEL2.jpg

 レオ・フェンダーはやはり、ピックガードの下をくりぬいて軽量化をはかったようだが限界を感じ、 やがてストラトキャスターを生み出したとのこと。ストラトキャスターを自作していて気づいたのは、 やはり、テレキャスターがソリッドボディーの初期の発想でできていることと、ストラトが軽量化のためにいかに工夫しているかということ。
 ギターとしてはこのフォルムが個人的には好きなんだけどなー。
最近は、シンラインのように fホールを設けず、中に空洞をもたせて軽量化しているメーカーもあるとか。


TEL3.jpg

 穴あけの深さを決めるため、胴体の厚さを測定。


 

4cmあった。
穴あけ深さは、厚みの半分の 2cm とする。
木工ドリルを準備して、いざ穴あけ。

    
TEL4.jpg

 意外と木が硬い。重いということは、目が詰まっているということなので、当然か。
びびるが、もう元へは戻れない。ゆるせ!!
  強度を考慮して、穴を開けてゆく。なんとも奇妙な光景だ。

 ここまで穴あけして、ドリルが熱くなってきた。 
おまけにこげくさい臭いまで。
これはやばい。このドリル、連続定格ではなさそうだし、木が堅くてトルクの限界を超えているのかも。 ちなみに、このドリルは20分定格でした。


TEL5.jpg

 冷蔵庫から保冷財を出してきて、ドリルを10分ほど冷やす。
教訓:
 木が堅い場合は、ドリルはトルクの大きいものをつかうべし。

ストラトの穴あけ時にはそれほど感じなかったが、やはりテレキャスは木が堅い。
堅いので、抜けるような音がでるんだろうなあ。


TEL6.jpg


この時点で重量測定。 
  4.4kg !!

なんと、100gしか減っていない!! 
  こうなったら、飛び飛びに穴をあけたが、ごっそり開けるしかない。
こんなに堅いんだから強度はもつだろう。


TEL7.jpg


穴と穴の間を更に穴あけする。

なんとか200g軽くなった。







TEL8.jpg

ピックアップをつけてピックガードをつけて、弦を張って測定すると、4.4kg。

思ったより軽くならない。

次はボディーごと作り直すしかないか?


今回はこれで終了。とほほ、、、。


自作 譜面台

fumendai1.jpg

 譜面台を作ってみた。
 昔持っていたものは脚部が弱くて、しっかりしたものが欲しかった。
 そこで自作。
 脚の部分は、カメラ用三脚。(ディスカウントショップで1000円で買った。)
 上の黒いところは、1mmのアルミ板につや消しの黒をスプレーしたもの。
 もちろん、三脚として使うには、譜面を載せる部分をはずせばOK。


fumendai2.jpg

 
 三脚とアルミ板の接続は、アルミのL型アングル。
 譜面側は、4箇所に穴を開けてねじ止め。
 三脚側は、使わなくなったデジカメから三脚用めねじの部分を取って付けた。
 ねじを緩めれば、譜面を乗せる部分がとれる。
 もともと三脚なので、いろんな角度にセッティングできるのが嬉しい。

テンプレートのpondt