第24回 大麻町ジングルベルマラソン大会

〜 ピッグが走るクリスマス 〜



2013年12月23日(日)、徳島県鳴門市において第24回大麻町ジングルベルマラソンが開催され、阿南支部長のピッグが初参加した。

地元のマイナーなレースを開拓するのに余念がないピッグは、今年も阿南市クロスカントリー海部川風流マラソン阿南健康マラソン徳島マラソン徳島航空基地マラソン室戸岬健康マラソン大会羽ノ浦マラソンと次々と地元レースに参加してきたが、今年の最後の地元発掘レースとして今回、大麻町ジングルベルマラソンに出たのだ。

(幹事長)「名前にあるジングルベルマラソンって、なあに?」
(ピッグ)「結構、マニアックな大会でしたねえ」


てことで、ピッグからの参戦記が届いてますので、掲載します。



第24回 大麻町ジングルベルマラソン大会


このたび、鳴門市大麻町で開催されたジングルベルマラソン大会に参加しましたので、ご報告いたします。
はじめに、町名からして怪しげな響きですが、正しくは「オオアザ」と読むそうです。

本大会は、会社の同僚の口コミ情報では、「この大会は、仮装大会のような感じです。全員仮装です!」との言葉を信じて、ブタ姿で出走することにしました。

当日は、風のない晴天で12月にしては快適なマラソン日和でした。
初めての参加なので早めに会場に着くと、こじんまりとしたスタート・ゴール会場で仮装ランナーで賑わうような雰囲気は見当たらず、仮装では浮くんじゃないか、と心配していましたが、スタート時間に近づくにつれて、仮装したランナーでいっぱいになりました。ざっと見ても3割以上は仮装で遊んでいました
コースは星越峠というロマンティックな名前の人影まばらな山道をひたすら4km登り、峠の頂点(?)から1km下り、折り返して同じ道のりを1km登り、4kmひたすら下るというコース設定でした。そのため、周辺住民の方々に仮装を楽しんでもらうという趣旨ではなく、参加者同士が自己満足で仮装を楽しむという感じでした。まさにイイ年をした大人が羽目を外して遊びに徹するという、年始の満濃リレーマラソンに通じるものがありました。

スタートは、参加者1,300名で各種目(3km、5km、10km)別々だったため、スタート段階での混乱は全くなく、ほとんどの人がお遊びモードでの参加なので、和気藹々とした中でのスタートとなりました。
最近は、練習環境に恵まれて、練習距離、練習時間は短いながらも、ほぼ毎日、練習ができており、不安が全くなかったのですが、唯一、山道がどのくらいの勾配か、気になっておりました。実際に走ってみると、久しぶりに塩江山岳マラソンを走っているような気分でした。ただし今回は、10kmで仮装参加なので、気負って我先にとガツガツ走ることもなく、序盤からゆったりとしたマイペースランを展開できました。

スタート以降、登り坂の道が延々と続く中でも、息が苦しくなることもなく練習の成果?を感じることができました。スタート以降、ガンダムの敵役シャア衣装のお兄さんに付いて行ったのですが、シャア兄さんが給水している最中に追い越してしまいました。あの仮装も結構、暑いそうで大変だろうなぁと思いました。
他の仮装はサンタクロースが圧倒的に多かったのですが、他にもインパクトのある神主姿、ドラえもん、大谷焼の壷、リス、スーパーマン、スパイダーマン、幼稚園児衣装、クリスマスプレゼントの箱、宇宙人などが目白押しでした。いろいろ楽しませてもらいながら、あっという間に往路登り4kmの峠頂点に達し、下り1kmで疲れを回復させ、折り返しました。

折り返して登り1km、ここも1kmだけ我慢できれば、残りはひたすら下り坂で楽チンであることが分かっていたので、かなり精神的に余裕がありました。途中、チアガール衣装の女性チームが「ファイト!ファイト!」の大きな掛け声を連呼して盛り立ててくれ、バカやっているなぁと思いつつも、一気に周りを明るくしてくれ、やっている本人達もかなり楽しんでいる様子でした。
折り返し後、一緒に走っていた花嫁姿の女装兄さんの受けが良く、ランナーからも応援住民からも盛んに声援をもらっていました。結構な実力者のようで笑顔を絶やさずに愛想をふりまく花嫁兄さんを追走していたのですが、最後まで追いつくことができませんでした。

ブタさんは、幼い子供に声を掛けてもらえて嬉しかったのですが、ちょっと頭の部分がバタついて脱げそうになるのが難点で、汗をかきつつも、順調に距離を重ね、全然、苦しくないまま最後の1kmとなりました。最後の下りでは必要以上に勢いが増して、いつも以上に早く走れた気がしましたが、結局、ゴールタイムは、ブタ仮装参考で54分4秒となりました。
ゴール後は、ブタ汁(共食い状態)、鳴門金時さつまいもの焼き芋、アメ湯の接待があり、良い気分で1年を締めくくることができました。



(幹事長)「仮装大会だったのかあ。楽しそうやなあ」
(ピッグ)「おまけに、なんと朝日新聞の徳島版に私の写真が載りました」
確かに、その写真を見ると、いくら仮装は目立つとは言え、仮装率がかなり高そうだ。ジングルベルマラソンと言うだけあって、サンタクロースの人が多い中で、ピッグも目立っている。

(幹事長)「すごいじゃない!でも、ま、先日、私の写真が載ったのは日経新聞の全国版だがな」
(ピッグ)「でも幹事長の写真は白黒だったけど、これはカラーですからね!」



〜おしまい〜




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