EFFECTOR>Distortion>Marshall DRP−1
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Marshall DRP-1を作ってみようと思い立った。素人工作員さんのHPで、音が一番好きだとのこと。
また、ハンドメイドプロジェクトのボリューム切り替えのアイデアが面白く、フットスイッチが2個あるエフェクターを作りたいと思っていた
矢先に、 DRP-1の記事を見たものだから、ごちゃ混ぜにして作るしかないでしょう、、、、となったわけです。
回路図
(schematic diagram)
製作のポイントなど
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最初はDRP-1ではなく、ギターマガジン10月号のディストーションとオーバードライブをくっつけたエフェクターを作
るつもりだった。
ここまで穴あけをした段階でディストーション&オーバードライブでは今ひとつ面白みに欠けるので、何か別のイフクターを組み合わせよう
とあれこれ考えていた時に、DRP−1に行き着いた。
ところが、ボリュームが6個あるではないか!!
あわててもう1個穴あけを追加。
ちなみにケースはタカチ製 TD12−9−4 です。
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基板はユニバーサル基板をT字型にカット。
横40穴X縦21穴。
カッターで裏表両面から切り込みを入れて、ラジオペンチで軽くねじるとカットできます。今回のように、特殊な形をしている場合は、カッ
ターで最後まで切ったほうが失敗しないでしょう。
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ボリュームとスイッチがついた状態で、音出しチェック。
Pre Vol がフルで消音してしまった。なんと配線逆!!
おまけにBASSのボリュームも逆!!
で、なんとかつなぎ直して、回路はOK!!
出力が大きいので、そのままヘッドフォンアンプとしても使える。
さて、次は塗装だ。
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ボリューム、スイッチ、ジャック、基板をみんなはずして塗装開始。
まずは、800番程度のサンドペーパーで外側を磨く。
手の油をとるようなつもりで、全体に軽く磨く。
磨き終わったら、後で塗装がよく乗る様に、非鉄金属用のプライマースプレーを吹き付ける。
一度に厚く塗ると均等に塗れなくなるので、乾くのを待って薄く3回程度ぬるのがいいらしい。
ちにみに、周りが汚れないように、ダンボール箱の中でスプレーしよう。
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約1日置いて、プライマーが乾いたら次は色をつける。
塗料はだいたい、1〜2時間で乾燥するとかいてあるが、厚く塗ってしまうとなかなか乾燥しないので要注意。
厚く塗ると、二度塗り三度塗りする際に、下の塗料が溶け出してしまう。
左の状態で、1日置いて乾燥したと思い触っていると、塗料の厚いところに指紋が着いてしまった。厚く塗ったところは、表面は乾いている
ようで、その下はまだ乾いていないので、指で押すとへこんで指紋もついてしまうのだ。
今回は、乾燥時間がやや遅くなるが、「水性アクリル樹脂塗料」 を使った。
(シンナー臭くならないので、水性にチャレンジ。)
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ボリューム、スイッチ、ジャックを取り付けてシールを貼ったところ。
シールは、パソコンで作製し、プリントアウトしたもの。シール素材は PLUS製の光沢フィルムラベルです。
こいつにプリント後、同じ透明のラベルを上から貼り印刷面を保護する。この状態でハサミで切る。
台紙からシールをはがす際は、カッターの刃先を使い、シールと台紙の間にカッターを入れてカッターにシールの端がくっつくようにしては
がす。そのままの状態で、カッターごと貼りたい位置へもって行き貼り付ける。