EFFECTOR>Distortion>Marshall Guv’nor
Marshall Guv'norを小さいケースHammond 1590Bで作ってみよう。
DRP-1でMarshallのエフェクターに味をしめてチャレンジです。
回路図
(schematic diagram)
製作のポイントなど
ポイントは、ケース。
Hammond 1590B ( W59mm X H111.5mm X D31mm)
タカチのOEMでスペインで作られているハモンド製のケースです。
OPアンプが1個の回路であれば、このサイズで作れるはず。
ボリュームを5個つけられるのか?つけられます。
φ16mmのボリューム使用。シャフト径は標準の6mm。
ケースの塗装は水性スプレーである。
穴あけ2時間、塗装1日。
基板はユニバーサル基板をカット。
横18穴X縦14穴。
カッターで裏表両面から切り込みを入れて、ラジオペンチで軽くねじるとカットできます。
IN、OUTのジャックはプラスチックで保護されているタイプのものを使用。
絶縁しやすいので、基板がぎりぎり大きくても接触によるショートなどのトラブルが少なく、その上コンパクト。
回路図を見ながらハンダ付け。
基板に部品のハンダ付けをする。約4時間。
ハンダゴテは15Wのタイプ。ハンダゴテのホルダーは、百均で2百円で買った。
メーカー品なら軽く1000円はするが、百均ショップは自作派の味方だ。
配線を基板ージャックーボリュームースイッチ間でハンダ付けする。約6時間。
ひっくり返すと、このとおり。
この後、ギターをつないで音出し。 一発OK。
トーンコントロールは??
BASSの配線が逆のようである。
ボリュームの1番、3番を接続入れ替え。
GAINが70%くらいでひずみ始める。GAINのボリュームはAカーブなので、Bカーブにすればもっと早めにひずむが、、、。
OPアンプの1段目の入力をVin、2段目の出力をVout、GAINボリュームの抵抗値を X とすると、
Vout=Vin*(1+(100k-X)/2.2k)*(-680k/((100k-X)+10k)))
となる。 つまり、ボリュームがリニア(B特性)であっても、トータルでA特性となる。
ということは、A特性のボリューム使ってるから、超A特性ってこと。(グラフの赤い線)
こりゃいかん。GAINボリュームの2番3番をショートしてみると青い線のところ。戻りすぎー。やっぱり緑色のところがよさそうだ
なー。って思ったが、ほかのより近いのでこのまま使ってみよう。⇒結局、2番、3番をショートすることにした。